(注)上記グラフ中の各項目のアンケート選択枝表現は以下のとおり。複数選択のため合計しても100%になりません。
「家族理解」=家族の理解が得られず気軽に出かけられない。「家族の世話」=行きたくても、子供や配偶者、親などの世話などで疲れてい
る。「友達の不在」=一緒に行ってもらえる友達、仲間、異性などがいない。「わくわく感」=大会へ行っても殺風景でワクワクしない。
その他自由記載
【女性】
・大会のアクセスが悪い。競技スポーツであるから(気軽に楽しむものではない)(20才未満・学生。常連)
・子供がいると配偶者(または親近者)がいないと競技に参加できない点。授乳やオムツ替え等の配慮がまだ少な
い点。女性だけではないと思うが、大会に参加するのにそれなりの移動時間がかかるため、車持ちでないと
気軽に行けない点。(20 代・無職子供・不参加)
・お金がかかる(20代・学生・常連)
・まだ競技に不安を感じる人が多いと思う。(20代・学生・常連)
・やぶい。ケガができる(20代・学生・常連)
・数人は、続けていて、大会に出る気がある友達はいても、お互いの予定と大会開催日が合わない。代わりにオ
リエン仲間と、登山に行くことが増えた。(20代・フル既婚・不参加)
・仕事の忙しさ
・環境(関東東海関西はすぐOLできる環境にあるがその他の地域は難しい、地域クラブなども少ない)(20代・フル未婚・不参加)
・参加しにくいとは感じていない(40 代・フル子供・常連)
・女性の場合、結婚 出産などの時期は人によってばらばらで、それまで一緒に参加していた仲間と一緒になか
なか行けなくなることも大きいように思う。マラソンはどこでも練習できるし(練習は自分1人でも)、ママ
さんバレーなどは練習場所が学校など身近にあり、仲間も身近にいる。オリエンテーリングは練習が気軽にで
きる環境が身近にないことも要因では?と思います。特に競技に取り組んでいた女子であれば、ブランクがあ
り練習できないままに大会に参加するのは抵抗があるのでは?とも思います。ただロゲイニングなどは盛況な
ので、情報の出し方など取り組み方次第で変わるのでは、と思います。(40 代・パート子供・常連)
・子供の行事とかぶると、そちらを優先せざるを得ないです。習い事、PTA、地域の集まりなど。
(40代・パート子供・不参加)
・自分の余暇よりも子供の都合(部活や塾)を優先させてしまうから。(40代・フル子供・不参加)
・交通手段(40代・フル未婚・時々)
・西日本では参加できる大会が圧倒的に少ない。交通費+宿泊費を負担して行くとなると、ハードルが高くなる。
帰ってからも、家族(当時は、自分と夫、子ども二人のシューズ・ウェアをその日のうちに片付けると、深夜
までかかった。自分が好きでしているとわかっていても、片付けの最中、子どもの面倒をみてもらっていると
わかっていても、割り切れない思いをしていた。(50代・フル既婚・不参加)
・近場が少ない
・交通機関の不便さ(50 代・フル既婚・不参加)
・たとえ家族が一緒に出たとしても、競技で汚れた洗濯物や帰宅が遅くなったときの食事などの家事負担は主に
女性が引き受けることになる。協力がないと疲れるね。(50代・フル子供・時々)
・自分自身、大学を卒業し大会での居場所がなくなったとき、オリエンテーリング自体には魅力を感じつつも、
大会参加がつらくなった時期がありました。(50代・パート既婚・時々)
【男性】
・金銭面。オリエンテーリング以外のもの(洋服など)にお金をより使うなどが考えられるのでは。また更衣室
のキャパシティの狭さ。(20才未満・学生・時々)
・託児所がない(20代・学生・時々)
・男性オリエンティアの方が圧倒的に多いと思ったので、相対的に女性が少なく見えるような気がします(20代・学生・常連)
・一部大会でですが更衣の面で。それ以外は性差はないかと。(20代・学生・不参加)
・「疲れている」というより、子供の生活リズムに合わせる必要があるため、時間や行動範囲に制約が生じる。(30代・フル子供・常連)
・子ども連れでも参加できる方法が「グループクラス」しか無いから(30代・フル未婚・常連)
・キレイでない。汚れる。(40代・フル既婚・時々)
・そもそも女性は地図読みが苦手。まずは面白みを伝えないと参加者は増えない(40代・フル子供・常連)
・普段のトレーニング習慣がない。(50代・フル既婚・時々)
・競技そのものに、「傷だらけ、クモの巣まみれ」のような望まない部分があるから。(50代・フル子供・常連)
・女性参加者の絶対数が少ないので仕方ない面もありますが、クラス分けが大雑把。コースは同じでもよいから(60才以上・無職既婚・時々)
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