女性オリエンテーリング活性化調査活動 座談会報告書 日時:2015年3月22日(日)11:30-13:30 場所:札幌かに本家名古屋駅前店 参加者:川島実紗さん、石田美代子さん、大野真澄さん、小野節子さん、伊藤沙恵さん 横井里美さん、藪田 能登美さん、鳥羽都子さん、落合志保子さん、安斎 愛さん コーディネーター:大里真理子 J OA 理事 書記:都築発帆(愛知県協会理事) (1)座談会のねらいと進行 座談会に先立ち実施した女性のオリエンテーリング活動に関するアンケート調査結果をもと に、現状や課題、改善点などの生の声を伺う機会として実施。特に、女性がオリエンテーリング 大会へ出なくなっていく要因や、大学卒業後に足が遠のいていく理由がどこにあるかを話題の中 心とし、基本的にフリーディスカッション形式で進行した。 (2)座談会発言要旨 以下に、出た意見の要旨を話題別に記載する。 ①オリエンテーリングから足が遠のいた理由 (鳥羽)怪我をしたから。オリエンテーリング以上に楽しいことを発見したから。オリエンテー リングが速い人と遅い人の中間層がいない。友達を作るためにもう一度始めた。 (大野)連れてってもらえない。→子供が一人で行けるようになったから。 (不明)集合時間が早すぎる。 ②どうしてオリエンテーリングをやめてしまうのか (横井)学生の内は少し危ないこともできるけれど、社会人になると厳しい。→トレランに流れ てしまうのでは? (安斎)県外に出るとできる環境がない。 (薮田)クラブチームが限られる。団体で行くことに慣れていると一人で参加しづらい。 (大里)30代で戻ってきても誰もいない。 (川島)10年20年続けられるスポーツという認識がない。 (落合)女性は時間に追われているのに競技が終わったらすぐに帰れない。 (不明)オリエンテーリングをするのが怖くなる。インカレが最終目標。 (伊藤)車を持っていないと厳しい。 (鳥羽)ニュース性がない。 (伊藤)費用がかさむ。マラソンに比べると気軽さが足りない。 (不明)学生の頃は楽しみでやっていた。大人になるとかぶれるし入りたくない。 - 17 -