| 前夜はカーボパーティで明日の鋭気を養う? 世界オリエンテーリング選手権大会の紹介ビデオやチーム紹介で交流を深めました。 |
|
| スタート20分前。 巨大な地図を「敷いて」作戦会議。 |
|
| 緊張のスタート! 「最初だけでも走るぞ!」というチームから、「最後まで走るぞ!」というチームまでそれぞれに山に散っていく。 |
|
| 全参加者中、最高得点をたたき出した「柳下・安斎」ペア。 フィニッシュは制限時間わずか3分前。 う〜む。さすが! 優勝チームのルート図はこちら。 (JPEGで約1.7MBあります) この芸術的なルートをみてね。 |
|
| アスリートのオアシス? エイドステーションで一休み。 |
|
| 6時間後、感動のゴール? 熾烈な戦いを繰り広げた混合組 1〜3位の点差はわずか62点。 |
|
| 女子組の表彰式 苦しかったこともわすれて、みんなで祝福! |
| 〜ロゲイン運営お疲れ様でした。大会は、参加者からは概ね好評だったようです。 松澤: 「ありがとうございます。大会直前は『あぁ、この状態で競技できるんだったら自分も出てみなかった』と思うことができ、成功を確信していました。それでも実際に『良い大会だった』という声を聞くとやはり嬉しいですね。」 〜プログラムには松澤さんと共に、村越真さんの名前もコース設定者として記載されていました。お二人の役割分担はどうなっていましたか。 松澤: 「村越さんが全体のコンセプトと、城址など10個ほどの『観光コントロール』の位置を決定されました。『OL関係者以外の参加も多いから、やさしいコントロールも多くするように』との要望を受け、私が全体のコントロール数と設置範囲、そして実際のコントロール位置と得点を決定しました。決定の過程では村越さんや、稲葉英雄さんからも随時アドバイスを受けていました。」 〜3時間クラスは制限時間オーバーのチームがやや多く減点による決着、6時間クラスのトップは1300点越えという結果をどうご覧になりましたか。 松澤: 「実は準備の過程で、『これだと6時間で全部回るチームもいるのでは?』との声も聞かれていました。でも、私は6時間では回り切れないよう、『どこを回ってどこを捨てるか』という作戦によって勝負が決まるよう設定したつもりでした。運営者の中には地図調査等で私より長くテレインに入っている方も多くいましたが、競技者として最も長く三河のテレインに入っている自分の感覚を信じていました。結果を見る限り、その感覚は正しかったと思います。 それでも、ただ1チーム1200点どころか1300点を越えた安斎&柳下チームのパフォーマンスには驚かされました。優勝ルートを見ると、雄大さと共に『品格』のようなものが感じられ、惚れ惚れしてしまいます。特に前半から中盤の、28から35にかけての構想は秀逸ですね。 3時間クラスに制限時間オーバーが続出したのは残念でした。3時間クラスだと2時間ぐらいからゴールのことを気にし始めなければならず、6時間クラスの半分というより3分の1ぐらいしか楽しめないのかもしれません。もし『次』があるなら、会場周りにコントロールを増やす、というよりは3時間クラスではなく4時間クラスを設ける、という解決法が良いのかな、と個人的に考えています。」 〜トップ選手は素晴らしいパフォーマンスを見せ、概ね好評の大会でしたが、「コントロール位置が全て簡単だった。部分的に、もっと難しくても良いのではないか」という声も聞かれました。 松澤: 「一つには、『精度の高い地図だったためにオリエンテーリングが簡単に感じられた』ということもあるでしょう。これは仮に今回『1:25000地形図のみしか渡されなかったら』と想像していただければ頷いていただけると思います。精度の高い地図は熟練者の読図力に応えるだけでなく、あらゆる熟練度の競技者の読図欲を掻き立て、読図力を引き出すのだと考えます。 良い地図だと点状特徴物にも置きやすいはずで、そうしたコントロールにも挑戦してみたかった、というのも尤もです。ただし今回はいろいろなカラーを持つチーム間での接戦を演出するために、あまりオリエンテーリング的な精密なナヴィゲーションを求めない方が良いと、確信犯でやさしめの設定にしました。成績を見ると異種競技間の混戦が起こっていたようですし、その成果はあったように思います。その中を勝ち抜いているチームは、やはり強かったんです。」 〜「巨大マップを用いてのロゲインを、是非またやって欲しい」という声もあります。先ほども「次」という話をされていましたが、またコース設定を行なってみたいですか? それとも競技者として参加してみたいですか? 松澤: 「参加者の方々からは、『恒例化して欲しい』という声と共に、マンネリ化を危惧し『ロゲインと別企画、例えばウルトラロングOなどとの隔年開催にしてはどうか』との声も聞いています。どちらかといえば私は後者に賛成です。ウルトラロング、とはいえオリエンテーリングなら、もっと精密なナヴィゲーションを要求する設定ができますしね。 例えば、初日に旧下山村でウイニング2時間の、2日目に旧作手村方面でウイニング3時間のコースを走り、総合成績を競う、もちろん単日表彰もあり、というのはどうでしょうか。 他、2日間でテレインを渡り歩いてのミドルOリーグ戦・あるいは5回戦ぐらいのトーナメント、はたまたロゲインを行なうにしても2日間予選決勝方式にする…各日を別エリアで行い、2日目の競技可能時間を初日の得点から換算して決定する…など、巨大マップの用途に関してはアイデアが尽きません。いずれにせよ運営は大変ですが…。 一つ考えるのは、ロゲインをきっかけにナヴィゲーションの魅力に目覚めた方たちに、オリエンテーリングの大会にも参加して欲しい、ということです。ロゲイン以外の企画を行なうにしても、そうした方たちの参加しやすいルールにできたら良いと思います。そうした大会に自ら参加してみたいのは山々ですが、自分のアイデアや行動が『愛知県の・そして日本のオリエンテーリング界を豊かにすること』につながるのであれば次の機会も運営してみたいと思います。」 〜なるほど。それでは、最後に一言お願いいたします。 松澤: 「あらためて、ご参加いただいた皆さんに御礼申し上げます。加えて、こうしたイベントの開催を快く受け入れてくださった地元の皆さん、そして情熱的に大会を支えていらした私以外の運営者の皆さんにも御礼申し上げたいと思います。これからも、一緒に愛知県の・そして日本のオリエンテーリング界を豊かにしていきましょう。」 |